流山児★事務所公演「帝国月光写真館」の舞台美術を担当させて頂きました。
2021年12月15日 更新
今回は、久しぶりにガッツリとセットを組みました。
本番中も開閉操作などお手伝いさせて頂きました。
『寺山修司―過激なる疾走―』に続いて、流山児祥+J・A・シーザー(新曲書き下ろし!)の黄金コンビが高取英に捧げる暗黒少女歌劇決定版。
昭和15年(1940年)、東京を、怪奇紅マントの噂が席巻した。「婦女子を誘拐し凌辱する」紅マントの噂とはいったい何だったのか?日中戦争(支那事変)から太平洋戦争(大東亜戦争)へとうつりゆく戦争下、当局は、紙芝居「紅マント」を弾圧、焼却した。燃えていく紙芝居は、紅マントの噂を消滅させたというよりもやがてやってくる東京大空襲の前ぶれであった。
その7年前、三原山火口で女学生の自殺事件があった。この事件は一人の女学生が、自殺の道ずれとして同行し一ヶ月に二度、死を見送るというものであった。死んでいった女学生は、最後に何をみたのだろう。
『帝国月光写真館』は人さらい「赤マント」の伝説と、昭和8年(1933年)に実際にあった944人に及ぶ三原山自殺事件を軸とした、新興宗教弾圧、月光写真や幻視複製機、日本軍の思惑が絡む驚天動地の少年冒険活劇。1983年2月下北沢ザ・スズナリにて、流山児祥の演出で第二次演劇団によって初演。その後、月蝕歌劇団で4回再演され、高取英の代表作と呼ばれている。
概要
◼️日程
2021年12月8日(水)~12日(日)
08(水)・・・・・・19:00
09(木)・14:00/19:00
10(金)・14:00 ★
11(土)・14:00/19:00
12(日)・14:00
※受付は開演の45分前、開場は開演の30分前より
★=10(金)はアフタートークを開催します。
登壇者
白永歩美さん(月蝕歌劇団二代目代表)
中森明夫さん(アイドル評論家)
大久保鷹さん
森永理科さん
流山児祥
◼️会場
下北沢ザ・スズナリ
「下北沢駅」東口(小田急線)、京王中央口(井の頭線)より徒歩5分
〒155-0031
東京都世田谷区北沢1-45-15
TEL.03-3469-0511(受付時間11:00~19:00)
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◼️チケット 〈発売開始〉2021年10月11日(月) 10:00〜
全席指定
一般………………………4,000円
はじめて割………………3,500円
学生・U25(25歳以下)…2,800円
高校生以下………………1,000円
*学生割引等は、学生証などの年齢確認のできるものをご提示いただきます。
*はじめて割引は、流山児★事務所を初めてご観劇される方、1公演10名様限定(予約のみ)。
◼️チケット取扱・お問い合わせ
オンライン予約
流山児(りゅうざんじ)★事務所(じむしょ)
TEL 03-5272-1785(平日13:00~17:00)
E-MAIL ( mail@ryuzanji.com )
キャスト
塩野谷正幸
伊藤弘子
里美和彦
平野直美
鈴木麻理
山丸莉菜
森永理科(PSYCHOSIS)
國崎馨(PSYCHOSIS)
霍本晋規(劇団三日月湊)
飯塚克之(風煉ダンス)
竹本優希
橋口佳奈
春はるか
松永将典
本間隆斗
流山児祥
伊藤裕作
大久保鷹
スタッフ
振付: 神在ひろみ
美術: V・銀太(グローシャ)
照明: 奥田賢太(コローレ)
音響: 島猛(ステージオフィス)
衣裳: 若月ともみ(MODEdeKOKO Co.,Ltd)
映像: 浜嶋将裕
舞台監督: 岡島哲也(ヨルノハテ)
殺陣: 上田和弘
演出助手: 森永理科(PSYCHOSIS)
チラシイラスト: 吉田光彦
宣伝美術: 金子裕美
制作: 竹本優希、荒木理恵
◆協力◆
月蝕歌劇団、演劇実験室⦿万有引力、フレンドスリー、PSYCHOSIS、劇団三日月湊、風煉ダンス、オフィスKUMA、今井沙耶香
(順不同)
◆主催◆
一般社団法人流山児カンパニー
◆助成◆
文化庁文化芸術振興費補助金
(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会