顔合わせ(ぎんた)


7月21日顔合わせ。稽古初日。今回は公演場所でもある「ART THEATERかもめ座」さんの協力で劇場を稽古場として借りられる事になった。もちろん全ての稽古がかもめ座で出来る訳では無いのだがアール・コリン・グループのバックアップで系列劇場も稽古で使える。とても良い。アトリエを持たない我々は貸稽古場や公共施設を流浪しながらの稽古が常であったのだが、今回は公演場所で稽古が出来る!素晴らしい!アール・コリン事務所の方には本当に感謝している。この厚意に答えるためにはオモシロイ芝居を創るしかない。いや、オモシロクならない訳が無い。出演者の顔触れを見て確信した。19時からかもめ座での顔合わせなのだが18時には劇場は開いているので早めに行く。小屋の人に挨拶をし、ゆっくりと下見。「う~ん…。やはりタッパが無い…。」しかし、奥行きはある。ロビーもある。トイレは3つもある。オペ室も広い。楽屋も広い。しかし、楽屋にトイレはない。不思議だ…。出演者のうち原金太郎氏と正田達也氏はスケジュールの都合で欠席だが、他の12名の俳優陣は揃う予定。だったのだが、本番中の沖田乱氏は遅れているらしい。時間がないので、事務連絡を済ませて、1回目の読み合わせをする。1時間25分。ちょっと長いかな…。沖田氏到着。キャストを代えて部分的に読み合わせ。キャスティングのパターンは4通りほど事前に作家と打ち合わせして決めていたのだが、結果的にはそのどれでもない配役になった。やはり、見て(聞いて)みないと解らないものだ。明日、もう一度読み合わせかな…。そうこうしているうちに退出時間になってしまった。続きは飲み屋で…。さあ!遂に動き出した「アルス・アマトリア愛の技術」乞う、ご期待!!