舞台空間


今日は珍しく稽古後に書いている。立ち読み合わせを初めて3日目が過ぎ徐々に台詞が入りつつある。主役の二人は相当な量のためまだ時間がかかりそうだが、他の人はそこそこ入ってきつつある。今回は舞台が狭い事もあり、動きや動線に気を使っているのだが、それがかえって役者の重荷になっている部分もある。空間の使い方に理解の有る方には分かるのだろうが、なかなか伝わらない部分もある。台詞を言う事だけが俳優の仕事ではないはずだ。時間と距離を自在に長くしたり短くする事が俳優には可能なはずだ。ちょっとした事で見え方が大きく変る。そのことに意識的になって欲しい。まだまだ始まったばかりだが……。